最近HMBという言葉をよく耳にしませんか?
HMBとは筋肉を作っていく上で大切な役割をするものです。
今や時代はマッチョ、細マッチョの時代到来しています。
誰もかれもという訳ではありませんが、割と身体を鍛えている男性も増えてきています。
それは、男性だけにとどまりませんよね。
女性でもダイエットというより、美しい身体作りのために、筋トレをしている方が増えました。
皆さん、自己プロデュースがきちんとできていて、感心します。
そんなHMBに関して
「副作用の心配はないのか?」
との声も聞こえますが、それも当然ですよね。
HMBはプロテインやサプリメントで摂取する方が多いわけですから、副作用の心配も当然しますよね。
HMBは、基本的には有害なものではありません。
ただ、HMBの元になるのが、ロイシンというアミノ酸であり、このアミノ酸はタンパク質でできています。
ですから、タンパク質に対してアレルギー反応がある方は、HMBを摂取するのは控えた方が良いかと思います。
そうでない方は、副作用の心配はしないで済むかと思います。
ただ、ここで、きちんと確認しておくことは、HMBの摂取量に関してです。
HMBの1日の摂取量は3gです。
摂取量は、数多くの実験や研究によって導き出された数値ですので、確かだと言えます。
HMBの摂取量を守れば、大きな副作用の心配は無用です。
ですが、問題なのはHMBを飲み過ぎてしまった場合です。
HMBを飲み過ぎることで起こる反応は、肝臓や腎臓を酷使してしまいます。
また、飲み過ぎると、逆に筋肉を合成する効果が低減してしまいます。
ですので、折角の筋トレが無駄になってしまうのです。
早く効果が出ることを期待するして、HMBを飲みすぎる人もいます。
多く飲むことが、筋肉アップにつながると勘違いしている人も多いです。
ですが、HMBは規定量以上飲んだとしても、効果が早く出たり、効果が大きくなったりすることはありません。
あくまでも規定量の1日3gという量を守ることが、筋肉アップの第一歩とも言えます。
むしろ、飲み過ぎてもいいことはありません。
また、心に留めておいて欲しいのが、HMBはあくまでも筋肉を作り出すことのお手伝いをしているという点です。
筋トレをしないで、HMBのプロテインだったり、サプリメントだったりだけを摂取した場合は、その効果が出るのに、かなり時間がかかってしまいます。
ですから、HMBを摂取する時は、筋トレと併用した飲み方をして欲しいです。
HMBは筋トレの補助食品として飲むものです。
筋トレとHMBを掛け合わせていただければ、その効果の出にも大きな違いが出てくるかと思います。
サプリメントで犯しがちな間違いは、やはり「量」ではありませんか?
「薬じゃないから、多少の増減があってもいいや。」
という思いがある人もいるかもしれません。
ですが、それじゃあ、何のためにサプリメントを飲んでいるのか分かりませんよね。
くれぐれも、HMBを摂取する時は、飲み過ぎないで規定量を守りましょう。